動的テストツール DT10 Automotive Edition

Dynamic Test Tool for Automotive

「DT10 Automotive Edition」は、機能安全規格「ISO 26262」に適合した動的テストツールです。総合テストフェーズで求められているカバレッジ計測を実現するため、プログラムを高速解析し、関数や変数の呼び出し関係といった要素の関係を取得でき、「正確」かつ「効率的」なテスト環境を構築します。

動的テストツール DT10 Automotive Edition　機能

• 対応言語：C、C++
• 構造解析エンジン搭載、カバレッジ計測に最適なテスト環境を構築
• セーフティマニュアルを認証取得済みのパッケージとして提供
• 接続方式：選べる外部インターフェースとトレース方法
  （非同期バス接続、Ethernet接続、SDカードI/F接続、UART接続、汎用ポート接続、CAN接続）

動的テストツール DT10 Automotive Edition　特長

• 自動車機能安全規格「ISO 26262」に対応
  「DT10 Automotive Edition」は、機能安全規格「ISO 26262」に適合した動的テストツールです。SciTools 社製の構造解析エンジンを搭載することにより、適切なテスト環境を効率的に構築します。
  

  

• 動的テストでMC/DC解析まで、規格が求めるカバレッジを完全網羅
  ユニットテストフェーズで求められているステートメントカバレッジ・ブランチカバレッジ・MC/DC・リソース利用テスト、統合テストフェーズで求められている関数カバレッジ・コールカバレッジ・リソース利用テストを、実機環境で一挙に計測することができます。各カバレッジレポートでは、未通過リストや真理値表などにより、テストの不足箇所を簡単に確認できます。
  

  

• 構造解析エンジンで最適なテスト環境を構築
  「DT10 Automotive Edition」では、インテリジェントな構造解析エンジンを搭載（SciTools社製）。プログラムを高速解析し、プロジェクト内の関数呼び出し関係や、関数の処理構造などの情報を収集します。関数呼び出し関係は、分かりやすいツリー形式で表示。さらに、関数内で使われている変数や、デシジョンの真理値表を確認することができます。ユニットテストフェーズ、及び統合テストフェーズで求められているカバレッジ計測を実現するため、テスト環境を正確に、かつ効率的に構築できます。

  

• 実機環境の統合テストで説明責任を確立
  「DT10 Automotive Edition」では、規格で求められる各種カバレッジ計測に対応しています。

  ユニットテスト：
  ・ステートメントカバレッジ
  ・ブランチカバレッジ
  ・MC/DC
  ・リソース利用テスト

  統合テスト：
  ・関数カバレッジ
  ・コールカバレッジ
  ・リソース利用テスト
  

• コールカバレッジに対応
  「DT10 Automotive Edition」では、CallerカバレッジとCalleeカバレッジ、両方のコールカバレッジに対応。呼ぶ側、呼ばれる側、両方の視点でコールカバレッジを検出することができます。

  Callerカバレッジ：着目する関数の中に記述された関数呼び出しのうち実行された関数呼び出しの割合を示します。

  Calleeカバレッジ：着目する関数の呼び出し箇所のうち実行された呼び出し箇所の割合を示します。

  

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